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展示会レポート

2011.11.16 - 11.18Inter BEE 2011

音と映像と通信の国内最大級の展覧会で、プロフェッショナル向けボードが大活躍

2011年11月16日〜18日、「音と映像と通信のプロフェッショナル展」である「Inter BEE 2011(正式名称:2011年国際放送機器展)」が開催されました。例年のように国内・国外からトップレベルの企業が集結し、大きな賑わいを見せました。Inter BEE 2011において、弊社エルザ ジャパンはさまざまな企業様に「NVIDIA Quadoroシリーズ」を中心としたプロフェッショナル用途のグラフィックスボードを提供。

以下、今回提供した各企業ブースの模様をレポートします。

※ タブをクリックすると、各企業ブースのレポートを見ることが出来ます。

 
 

アドビ システムズ
エルザ ジャパン / エヌビディア ジャパン

アドビ システムズは、プロ向けの映像用ソフト「Adobe Premiere Pro CS5.5」を中心にご紹介。実際の編集画面を大きなスクリーン上で見せながら、パワフルなデモンストレーションを展開されました。弊社では、プロ向けグラフィックスボード「NVIDIA Quadroシリーズ」を静展示。加えて、NVIDIAが11月中旬に発表したばかりの新技術「Maximusテクノロジ」用として、グラフィックスボードの「NVIDIA Quadro 2000」「NVIDIA Tesla C2075」を提供しました。

Maximusテクノロジは、高性能なグラフィックスボードの「NVIDIA Quadroシリーズ」と、非常に高い演算能力を誇るGPUコンピューティングプロセッサボード「NVIDIA Tesla C2075」をワークステーションに並列搭載。グラフィック、演算の役割をそれぞれのカード/ボードに専念させることで、これまで以上に高速で快適なワークフローを実現できるようになりました。

ブースではMaximusテクノロジで構成したワークステーション上で、Adobe Premiere Pro CS5.5による編集作業をデモ。Tesla Quadro事業部 ビジネスディベロップメント兼エンジニアの澤井理紀氏が、"9つのHD素材の上に、REDカメラ(RED DIGITAL CINEMA社製)から取り込んだ非常に重い撮影素材を合成する"という作業を見せてくれました。「従来のようにGPUによる演算処理を使わない場合だと、重くなればなるほどコマ落ちが出てしまい、満足できるプレビュー再生がなかなかできませんでした。これがMaximusによって、より高解像度、例えば4Kの素材などを複数使ったり、カラーコレクションだったりなどの複雑なシーンであっても、リアルタイムのプレビュー再生を維持できます。この構成ならクオリティに妥協することなく、クリエイターさんに伸び伸びとお使いいただけるのではないかと思います」(澤井氏)

「今後、ソフトメーカー、ワークステーションベンダーと共同で、より多くの展開をしていきたいと考えています」(澤井氏)とのことで、来年に向けてMaximusテクノロジの積極的な展開が期待されます。

「Adobe Premiere Pro CS5.5」を用いてのデモンストレーション。

 

オートデスク 株式会社

  • 主な出展内容:Mac版映像編集・フィニッシングソフト「Autodesk Smoke For Mac OS X」のデモ。
  • 弊社提供機器:「NVIDIA Quadro 4000 for Mac」

オートデスク様は、「Autodesk Smoke For Mac OS X」にフォーカス。本ソフトはMac版映像編集・フィニッシング用途で高い評価を得ており、3次元空間を持つオブジェクトの合成といった3Dフィニッシングに定評があります。

会場では、ユーザー企業がAutodesk Smoke For Mac OS Xによる事例を発表されました。マーケティング部 一ノ瀬真一郎氏によれば、Final Cutの普及率が高いため、Final CutのデータをXMLフォーマットで読み込んで、それをAutodesk Smoke For Mac OS Xに取り込んで作業されるケースが多いとのことです

Autodesk Smoke For Mac OS Xはレスポンスの速さやリアルタイムでの画面確認など、優れた操作性も好評です。「これらはQuadroの高い性能に頼っている部分も大きい。ですから、ハイエンドなグラフィックスボードを搭載したシステム構成が必須となります。その点で『NVIDIA Quadro 4000 for Mac』はお薦めのボードですね」(マーケティング部 一ノ瀬真一郎氏)との言葉をいただきました。

※「Autodesk Smoke For Mac OS X」のシステムセットアップの際には、オートデスク認定販売パートナーに必ずご相談ください。

Mac版映像編集・フィニッシングソフト「Autodesk Smoke For Mac OS X」を大きく訴求。

 

グラスバレー 株式会社

「3D」と「4K」という旬の技術を展示されていたのが、グラスバレー株式会社。まずビデオ編集ソフトウェア「EDIUS」を用いての立体視動画編集デモンストレーションにおいて、弊社は立体視システム「NVIDIA 3D Vision Pro」を提供しました。

デモを行なった次世代のEDIUSでは、ソフト単独で3Dの編集・加工が可能。こうした高負荷の作業に、NVIDIA 3D Vision Proを役立てていただきました。グラフィックスボードには、「NVIDIA Quadro 4000」を搭載しています。4K映像のデモでは、4K映像をフルスクリーンプレビュー。「NVIDIA Quadro 4000」を2枚搭載し、1枚がEDIUS用、もう1枚の2系統がナナオ社の4Kモニターへの出力となっています。これにより、4Kをリアルタイムでプレビューしながら編集できるというパワフルな作業を可能としました。話題の技術だけあり、モニター前にはたくさんの人が詰めかけていました。

「NVIDIA 3D Vision Pro」を用いて、編集途上の3D映像をプレビューすることができる。

 

テクノロジー ・ ジョイント 株式会社

テクノロジー・ジョイント(TJC)は、映像フィニッシングのDI(Digital Intermediate)ソリューション「SCRATCH」(ASSIMILATE社製)を展示。SCRATCHは解像度に依存しない柔軟性に加え、カラーマネージメントまでを含めた包括的なデータ管理が特徴。操作しやすいユーザーインターフェースにより、直感的に膨大なデータファイルを管理できます。

会場では、「NVIDIA Quadro 4000 for Mac」を搭載したMac Proを用いてSCRATCHのデモを行ないました。映像素材はパナソニックの新型2眼カメラ(業務用)で撮影され、AVC-Intra(HD映像用の新コーデック)を採用したデータとのことでした。このように、ネイティブで多様な形式に対応するのも大きなポイントです。

Inter Bee 2011では超高解像度の「4K」が1つのキーワードとなりました。SCRATCHは、いち早く4K映像に取り組んだRED DIGITAL CINEMA社製の「RED R3D」ファイルと非常に親和性が高く、高速なRED R3Dファイルの読み込みに対応。そうした背景からも、今後の4K時代をリードするソリューションの1つになることが予想されます。弊社はNVIDIA Quadroシリーズにより、効率的なワークフローをサポートしていきます。

「NVIDIA Quadro 4000 for Mac」搭載済みのMac Proを用いて、「SCRATCH」を参考展示。

 

株式会社 フォトロン

  • 主な出展内容:カラーグレーディングソリューション「DaVinci Resolve」のデモ。
  • 弊社提供機器:「NVIDIA Quadro 4000 for Mac」

フォトロンは、「DaVinci Resolve」を参考展示されました。映像システム事業本部 プロ映像システム部 池田智人氏によると、今回展示しているDaVinci Resolveはソフトも含めたカラーグレーディングシステム。

弊社の「NVIDIA Quadro 4000 for Mac」を搭載したMac Pro(ソフトをインストール済み)と、膨大なデータを保存するメディアストレージとをセットにした構成となっています。「映像の現場ではProResフォーマットの需要が高いので、Mac Proと高性能なグラフィックスボードの組み合わせは欠かせません」(池田氏)。DaVinci Resolveは分かりやすい操作性に加え、低価格も大きな特徴。映像現場において、今後のさらなる普及を見込んでいます。

「NVIDIA Quadro 4000 for Mac」搭載済みのMac Proを用いて
カラーグレーディングソリューション「DaVinci Resolve」を参考展示。

 

The Foundry

  • 主な出展内容:コンポジティングソフト「Nuke」、3Dデジタルペイント「MARI」等
  • 弊社提供機器:「NVIDIA Quadro 5000」

The FoundryはハイエンドVFX(視覚効果)における超高解像度テクスチャー製作を得意とする、ペインティングソフトの「Mari」を提供しています。このソフトは映画『アバター』をはじめとして、数々のハリウッド映画のCGシーンにおけるテクスチャー作成に使用されています。

Mariではアルゴリズムを駆使し、Quadroの強力な演算・並列処理能力および大容量のメモリを最大限活用することにより、高解像度テクスチャーを数百も貼り付けた数百万ポリゴンのモデルをリアルタイムレンダリングすることが可能。また、Quadroのテクスチャー能力を生かし、1つのテクスチャーにおいて最大32ビットフローティングフォーマットおよび最大解像度32768×32768ピクセルまでサポート。これにより、繊細かつ緻密なテクスチャーを作成できます。さらにFermiシリーズにおいて導入されたGPUテッセレーションを活用し、リアルタイムにディスプレイスメントマップをテクセルレベルでレンダリングすることが可能です。

The Foundry シニアソフトウェアエンジニア 中垣清介氏。

 

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